こんにちは
ビジネスアニメーション動画を専門に活動しているこのサイト運営者の檀浦です
今回はこんな人のための記事です
- これから自社でアニメ動画を活用したプロモーションの打ち手を検討しているが何に気を付けて企画していいか分からない
- どう説明していいか分からない商材をアニメ動画で伝えたいと考えている担当者様
個人の見解もありますが、あくまで一般的なことを踏まえて話していきます。
制作・企画・ディレクションに関わる人のための情報です。
動画も幅広いですが一般論を軸に
アニメーションという観点で解説させていただきますので予めご了承ください!!
この記事で伝えること
- 1つの動画であれこれ”伝えたいこと”を詰め込むとかえって”伝わらない”という事実
- 動画制作前に目標を明確にしておく
- PR動画の内容は長すぎず、シンプルで明確なことが最重要
動画の企画構成Point1:ひとつの動画で全てを伝えない!
動画も通常のマーケティングと同様、4つのステップが必要になります。
例を出すと、
「howto動画やF&Q動画、VIP限定動画」を送り、常に顧客がぶつかるであろう問題解決のためのフォロー動画を送ることで再販につながります
といった具合に全体の流れを考えたときに4つのフェーズに分けて構築する必要があります。
動画の企画構成の段階で1つの動画でこれらの要素を盛り込んだとすると
20分ほどの動画になるかと思います。
興味もない宣伝動画を最初からのめりこむ様に動画をみてくれる人は稀ですよね?
割いた時間の割に効果の薄い動画が出来上がってしまいます。
最初はとにかく30秒~1分ほどの集客動画に力をいれて
反応があった顧客がいれば教育フェーズに移るという流れが鉄則です
動画の企画構成Point2:KPI(目標設定)を明確にする
よく巷で目にするKPIという言葉・・目標設定でいいのでは?と思いつつ引き続き話していきます。
目標設定といっても様々です。
基本的に動画を使う目的はおおまかにこの3つだと思います。
ただここでは分かりやすく、認知とセールスを分けて考えてみます。
TVCMのように面白い動画、感動させるストーリー性のある動画、シェアしたくなる動画を作る必要がある
主に資金力のある大手企業が取り組んでいるブランディング動画ですね
差別化しづらい商材を扱う場合、商材にちなんだ物語をターゲットを明確にした上で作る必要があります。
ただ資金力の少ない企業様でもYoutube広告などを使えば、
ほとんど広告費を使わずにブランディング動画を世に出すことが可能です。
Youtube広告の場合の課金されるケース⇒「広告をクリックされるor30秒以上視聴される
*別途1再生当たり:1~2円など別途かかる
Youtube広告といえば広告動画を5秒でつい飛ばしてしまうというケースが多いと思いますが、
言い換えれば「~5秒」まで1再生当たり1~2円でCMを打っていることになります。
商品・サービス・企業名などを何度も視聴者の目にさらすことで直接広告をクリックされることはなくとも、
「検索流入」を促すきっかけ作りになるでしょう。
GA4やGoolgle search consoleなどの分析ツールを使用すれば「氏名検索が広告を出した前後で増えたか?」
明確に分かるでしょう。
詳しくはこの記事で解説しているのでさらっと見てみてください!
集客・教育・セールス・フォローのどのフェーズの課題を解決するための動画を決める必要がある
現状、どの課題があるかをピックアップして「どのフェーズの課題を解決するための動画を作るか」を決めてから
動画制作をする必要があります。
前述したとおり、これらすべての課題を1つの動画で解決することはできません!!!!!!!!!!!
今一度、どのような課題があるかこれまでのデータから明確にしてみてください。
私が扱うビジネスアニメーション動画は主に「興味付けの集客動画・顧客のほしいを引き出すための教育動画」としてよく利用されています。集客・教育のフェーズで課題を感じている企業様はぜひご相談ください。
例として、こちらのferrret one様の事例では「見込み客リストに対してシステム導入を促す教育動画」として有名です。このような動画は「使ってくれれば分かるのに・・を疑似体験させる」ことで導入検討を促している良いケースです。
動画の企画構成Point3:メッセージはシンプルかつ明確か?
宣伝PR動画は「1動画1コンセプト」が鉄則!
これは動画マーケティングに精通している人であれば耳にタコができるほど言われていること。
なのですが、多くの人が「1動画ですべて伝えたい」と考えています。
動画制作を依頼するのであれば何本も制作してもらうとその分、お金がかかるので「1本で済ませたい」と考えるのは当然だと思います。
ただ、盛り込みすぎの動画では
「結局、何が言いたかったんだろう?他のサービスとの違いがよく分からん」
とユーザーから評価され、目標達成に至らないケースが多いです。
どうしても伝えたい要素が多い場合は「複数依頼することで安い割引をしてくれる制作会社やクリエイター」などを探して交渉してみてはいかがでしょうか?うちでも割引をしています。
動画の企画構成Point5:CTAは適切か?
CTAとは「Call to Action」の略でよくある「下の青いボタンをクリックして詳細をチェック」などの顧客にしてほしい行動を具体的に示した文言やセリフのことです
提供者側は
「別に指示しなくても見たら分かるよね?」
と思いがちですが人は細かく指示されないと動けない人もいます。
「下の詳細を見るをクリックしてページの最下部にある緑のボタンから資料請求してください」
「下の青いボタンをクリックして友達追加を押して動画をみてください」
など細かく指示をしてあげることで「してほしい行動を促せます」
動画制作側に丸投げしたい気持ちは分かりますが、
企画構成の段階で前もって準備しておくことで思うような結果をもたらす動画を作れるでしょう。
ぜひ試してみてくださいね!
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